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更新日:2024年5月8日

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高齢者用肺炎球菌予防接種 【定期予防接種】

肺炎球菌感染症について

肺炎球菌は、主に気道の分泌物に含まれる細菌で、唾液などを通じて飛沫感染し、気管支炎、敗血症、肺炎などの重い合併症を引き起こすことがあります。成人肺炎のうち、肺炎球菌を原因とした肺炎球菌性肺炎が、25~40%を占めると言われ、特に高齢者や脾臓摘出を受けた方、リンパ腫などの患者での重篤化が問題になっています。

23価肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌には、90種類以上のタイプがあり、23価肺炎球菌ワクチンはその中の23種類のタイプに対応したワクチンです。

すべての肺炎球菌感染症を予防できるわけではありませんが、この23種類のタイプは、成人の重症の肺炎球菌感染症の原因の約7割を占めるという研究結果があります。

ワクチンの効果

ワクチンの効果は、接種後、約3週間であらわれ、健康な人では少なくとも5年間は持続すると言われていますが、明確な持続期間は確立されていないため、再接種については医師に相談してください。

対象者

接種日に文京区に住民登録のある方で、次の(1)または(2)に該当する方。

  • (1)接種日現在で65歳の方で、自らの意思で接種を希望される方
  • (2)60歳以上65歳未満で、心臓、じん臓、呼吸器の機能、または、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に重い病気のある方(身体障害者手帳1級)で、自らの意思で接種を希望される方
    (現在59歳の方は、60歳の誕生日の前日から接種できます。)
    接種を希望される方は、予防対策課または保健サービスセンター本郷支所までご連絡ください。

※既に23価肺炎球菌を接種したことがある方は対象外です。

※予防接種法に基づく定期予防接種として接種できるのは、生涯一度限りです。

【経過措置の終了について】

高齢者の肺炎球菌ワクチンの対象者につきましては、これまで経過措置として、その年度内に70歳・75際・80歳・・・等の5歳刻みの年齢になる方も対象となっておりましたが、国の審議会において令和5年度末をもって経過措置終了となる判断がなされたため、令和6年度からは、満65歳の方のみが、定期予防接種の対象となります。

【任意予防接種費用助成制度について】

令和6年度は、定期接種や文京区の助成を受けたことのない66歳以上の方に対して、任意予防接種として費用助成制度を実施しています。なお、過去5年以内に接種を受けたことのある方が接種を受けた場合、副反応が強く出ることがあります。 接種の際は、医師にご相談ください。

接種費用

自己負担 1,500円

  • 生活保護世帯の方は、自己負担額が「無料」と記載のある予診票または保護証明書を持参すれば自己負担が免除されます。保護証明書は文京シビックセンター9階の生活福祉課で発行します。
  • 中国在留邦人等の支援世帯の方は、支援給付証明書を持参すれば自己負担が免除されます。

※脾臓摘出を受けた方、無脾症の方は健康保険の対象となります。

※公害医療手帳をお持ちの方は、文京区外の指定医療機関でも無料で接種することができます。

該当の方は、医師(医療機関)にご相談ください。

接種方法

文京区内指定医療機関で実施します。(文京区内の指定医療機関一覧はこちら)

医療機関に事前にお問い合わせの上、受けてください。

なお、東京23区内であれば各区の指定医療機関でも受けることができます。

詳細は、各区の予防接種窓口または、医療機関へお問い合わせください。

今年度対象となる方には「令和4年度定期高齢者用肺炎球菌予防接種予診票」を個別送付しています。

新たに文京区に転入された方は、下記の問い合わせ先までご連絡ください。

予防接種当日に予診票の医師記入欄を除く質問事項に回答し、接種医療機関へお持ちください。

接種にあたっての注意

上記実施期間や指定医療機関以外で接種する場合、または予診票を忘れた場合は、全額自己負担となりますのでご注意ください。

定期高齢者用肺炎球菌予防接種のご案内(PDF:278KB)

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お問い合わせ先

保健衛生部・文京保健所予防対策課感染症対策担当(予防接種)

〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター16階北側

電話番号:

ファクス番号:03-5803-1294

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