更新日:2021年12月14日

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急性出血性結膜炎

急性出血性結膜炎とは

急性出血性結膜炎とは、エンテロウイルス70(EV70)とコクサッキーウイルスA24変異株(CA24v)によっておこるウイルス感染症です。

感染経路

患者の目や顔を触った手指やもの(タオル、ハンカチなど)を介して接触感染します。

このウイルスは、感染力が強力ですが熱や乾燥に弱いです。

結膜炎症状がある期間(約1週間)は感染の危険性がありますので、感染を広げないように注意しましょう。

流行の状況

季節に関係なく流行します。小学生以下の子どもと20代に多く、1~4歳が最も多い傾向にあります。

東京都内の定点医療機関からの患者報告状況

症状

突然の目の痛み、目の異物感、かすみ目から始まり、結膜の充血、特に結膜下出血をおこし、目が真っ赤になります。最初は片眼から発症し、1日以内に両眼に広がります。

瞼が腫れたり、眼ヤニが多くなったり、瞼の裏にぶつぶつができることもあります。

治療

ウイルスに対する治療法はありませんが、細菌に感染して悪化するのを防ぐために抗菌薬の目薬を使うことがあります。

出席停止期間

学校保健安全法では、病状により学校医その他の医師において伝染のおそれがないと認めるまでとされています。

予防

顔や目を触る前に石鹸でしっかりと手を洗い、タオルなどの共用は避けましょう。

患者の触れたものは、熱(90度の5秒の煮沸消毒)やアルコール(80%エタノール)で消毒でき、ティッシュペーパーなどで拭いて乾燥しておけば滅菌され感染拡大を防ぐことができます。

リンク(急性出血性結膜炎関連 外部ページにリンクします)

国立感染症研究所(外部リンク)

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お問い合わせ先

保健衛生部・文京保健所予防対策課感染症対策担当

〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター8階南側

電話番号:

ファクス番号:03-5803-1355

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